８月の柿畑の様子

　７月の日本海側東北地方は雨の日が多く、気温も３０度を超える日が少なく梅雨明けが遅い印象でした。酒田秋田では７月２５日に、日本海から東北地方に伸びる梅雨前線の影響で、大雨特別警報が出され、同地域では過去に経験のないような河川の氾濫や浸水被害が多数発生しました。さらには、台風５号が８月１２日頃に同地域を横切るなど、近年の気候は本当に予想外の気候になっています。鶴岡でも７月の梅雨前線の時は、あちこちの道路で冠水していましたが、家屋の被害は幸いにもほとんどありませんでした。紙一重というしかありません。

　柿畑も月山に近い山手にあるため、大雨の影響はほとんどうけませんでした。８月中旬頃の様子です。

　全国的には酷暑の夏ですが、今のところ当園の柿畑は多少の暑さで収まっているようです。でも、この時期の作業は、朝早くか夕方になってからでないと熱中症の危険があってできません。本当に田畑を持っている農家にとっては辛い時代になりました。

　柿の実も大分大きくなっています。例年と同じく９月下旬頃には利根早生（とねわせ）という品種（種無し渋柿）が出荷できるでしょう。楽しみです。