美味しい柿を作ろう!夏期の柿の木の手入れ
6月中旬柿の実も大分大きくなりました
6月中旬になると大分柿も大きくなってきました。
100円硬貨と同じぐらいまでアッという間に成長しました。これからの夏の暑い日差しを受けて、葉が光合成しながら養分を柿の実にドンドン貯めていくようになります。楽しみです。
夏の柿の木の手入れ
さて、摘蕾(てきらい:つぼみを間引く作業)と摘果(てきか:果実を間引く作業)も大詰めになりました。今日もジィジィとバァバァは元気に作業しています。
摘果作業以外にも柿の木の剪定(せんてい:枝を切ること)も併せて行っています。一番大きなことは徒長枝(とちょうし)の剪定です。徒長枝とは、まっすぐ上に伸びている枝のことです。
上の写真のように徒長枝が、数本以上の枝が真っすぐ上に成長しています。この枝は、水を吸い上げる力はとても強いです。しかし、この枝は木の成長を促進する枝のため、柿の実をつくることよりも上への成長が優先されます。そのため、柿の実を大きくするためには、徒長枝を剪定して、なるべく実のなっている枝の葉に日光が当たるようにする必要があります。
剪定後の写真です。上に伸びた枝を剪定しています。こうすることで、柿の実のなる枝にしっかり水分が行き渡ります。
柿の木全体で見ると
こんな感じに全体的にボワーとしている感じの木を
こんな感じに仕上げます。
少し写真が分かりずらいのですが、徒長枝を結構切っているので上部の方がすっきりしています。何となく、今頃の柿の木の世話は、犬や人の散髪をしているような気分になります。綺麗に仕上がると柿の木も喜んでいる感じます。綺麗に散髪し、足元の雑草も綺麗に刈り上げ、農園をスッキリした環境に保つことで、元気で大きな実をつけるのだと思います。生き物を相手にしていること、すべてに共通していることですね。
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今年も実りの秋を迎えました。10月10日から柿の事前予約販売を開始します。
柿にはポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれ、栄養面でも素晴らしい果物です。是非一度甘くて大きい柿を食べてみて下さい。
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