柿の保存方法 長期保存の秘訣
柿の保存方法
柿は果物の中でもすぐに傷みやすく、長期保存が難しいものです。今回は少しでも美味しい期間が長く続くようどのように保存したらよいか検証実験します。他も果物にも応用できる内容です。是非お試しください。
柿の保存方法3種類
11月中旬我が家で収穫した柿を一週間程度渋抜きし、美味しく食べることができる柿を3つの保存方法に分けて比較実験しました。今回は右の写真のように①常温保管 ②冷蔵庫でそのまま保管 ③冷蔵庫で新聞紙で包んで保管の3種類です。さて、どうなりますか?
柿の保存は新聞で包んで冷蔵庫
さて、2週間ぐらい経過したものが下の写真です。まずは、全体が分かるように並べて比較します。
左の4個から ①常温保管 ②冷蔵庫でそのまま保管 ③冷蔵庫で新聞で包んで保管
になります。明らかに①は他のグループと比較しても熟し過ぎています。
冷蔵庫にはこんな感じて入れました。
①常温保管
4個の中で1個は熟し過ぎて食べられないかなという感じです。他は、やわらかめが好きな人は食べごろですね。
②冷蔵庫でそのまま保管
遠目で見ると分かりませんが、近くで見ると表面の皮がしわしわになっています。
③冷蔵庫で新聞紙に包んで保管
当然ですが、柿の状態は2週間前とほぼ同じです。まだまだ新鮮な印象を受けます。
まとめ~食べごろと使う用途を考えて上手に保管~
今回調べてみて、改めて冷蔵庫の偉大さを実感しました。基本的には食べ頃になるまで常温で保管し、食べごろになった段階で、新聞紙で包んで冷蔵庫で保管するというのが一番良い保存方法になります。また、柿はそのまま食べるだけでなく、惣菜やお菓子等にも活用できます。食べごろを逃しても料理方法を工夫していただき是非長く楽しく食して頂ければと思います。
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今年も実りの秋を迎えました。10月10日から柿の事前予約販売を開始します。
柿にはポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれ、栄養面でも素晴らしい果物です。是非一度甘くて大きい柿を食べてみて下さい。
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